凡 例

★近代建築と銘打っておりますが、むしろ危機遺産のほうを重点にして、狭義の近代建築以外にも、戦後の建築物、車両などの構造物もリストに加えてあります。

データは不完全ですので、間違いや、現状と異なるものもありますのでご注意ください。転用による責任は負いかねます。

★物件が解体されるなどして、失われた年代の基準として、解体・改築が1985年前後から後のものは、「失われたもの」として記載してありますが、それ以前に解体・改築されたものは、省略するか、改築後のものに意味がある場合は、そちらを掲載してあります。ただし、改築前の建物が歴史的に意味がある場合は例外として載せます(復興小学校など)。

★住所に関して、個人の住宅などは、一部省略させていただきました。

色分けの意味
三信ビルディング←すでに解体されて現存しないもの。まったく別の施設になったもの
丸の内ビルヂング←完全に建て直され、旧名称やデザインだけ受け継いでいるもの
陸軍士官学校講堂←建物の一部(ファサードや時計塔だけのようなものも含む)が、記念に保存されているもの
旧東京物理学校(東京理科大学近代科学資料館)←かつて一度、完全に解体撤去され、その後新たに復元したもの(修復や移転保存による復元は除く)
三井本館←重要文化財指定などで保存確実とみてよさそうなもの(移築して重要文化財指定を受けた場合も含む)
泰明小学校←登録文化財や、自治体の文化財、歴史的物件などの指定は受けているもの(ただし確実に残るとは限らない)
旧帝室図書館(国際こども図書館)←保存や使用のために修復を受けたり、再利用しているもの(ただし確実に残るとは限らない)
高砂諏訪橋←ほったらかしで空き家化している、改修計画案がある、など解体される可能性があるもの(文化財含む)
元町公園←再開発事業計画の話が進んでいるため、解体される可能性が高いもの
大和証券←解体されることが決定したもの
上一色中橋←解体進捗中のもの
大橋眼科←参考物件(古い資材を集めて新しく建てたもの、レトロなデザインで新しく建てたものなど)
旧服部時計店(和光ビル)←特に文化財指定はされてないが、凝った造りやデザイン、歴史的事件に関係するなど、付加価値の高い物件
外務省北庁舎←それ以外の物件